2012/05/16 11:15 に Hosyuko Admin が投稿
- Memorial Dayに続く週末が、アメリカ人にとっては夏のはじまりです。学校も今週までに学年末を迎え、いよいよ夏休みに入りました。夏休み中に旅行や帰省で家をしばらく留守にする方も多くいらっしゃると思います。そこで、家をしばらくあける時に知っておきたいTipsをご紹介しましょう。
- 日々配達される郵便物の多さは、誰もが実感されていることではないでしょうか。請求書や私信、銀行のステートメントなど大事なものもあれば、クレジットカードの勧誘を中心としたダイレクトメールの数々、、、ふつうの郵便受けでは4・5日で一杯になってしまいます。また、郵便受けがあふれている様子は、不在を世間にPRしているようなもので、防犯上も好ましくありません。そこで郵便局の「Hold Mail Service」を利用して、不在の間の配達を止めることができます。
このサービスは、3日以上30日までの指定する期間、郵便物を配達せず局に留め置くサービスで、料金はかかりません。指定した期間の最終日にまとめて配達を受けるか、管轄の郵便局に取りに行くことができます。まとめて配達を受ける場合、ポストに入りきらないものは郵便局に持ち帰られてしまいますので、受け取りに出向く方が無難かもしれません。受け取りには運転免許証などのPhotoIDが必要です。 申込みは郵便局のウェブサイトhttp://usps.com/から簡単にできますし、郵便局の窓口でも受付けしています。サービスを希望する90日前から受付けており、ウェブサイトなら当日の午前2時(セントラルタイム、日曜は除く)までに申し込めば、その日の配達からストップすることができます。期間の変更、キャンセルなどもオンラインで可能です。オンラインで申し込んだ場合は、Confirmation Number(確認番号)を必ず控えておきましょう。なお、このサービスは同一世帯の郵便物を一括で対象としますので、世帯の一部を指定して申し込むようなことはできません。
- 新聞を購読している方は、新聞のストップもお忘れなく。ドライブウェイやフロントヤードに配達された新聞が散らかっている様子は好ましくありません。ご近所に親しい方がいれば、その方にピックアップをお願いするか、新聞社に連絡して配達を一時停止してもらいます。ちなみに『Birmingham News』の配達に関する連絡先は 325- 2251、または 1-800-283-4001です。
- ヤードメンテナンスも考慮にいれておく必要があります。出かける直前に芝刈りをしておけば、夏の暑い時期でしたら2週間程度は大丈夫でしょうが、出張が重なったり週末に雨が降ったりすると、芝刈りができず伸び放題、、、ということにもなりかねません。住む場所にもよりますが、庭の手入れや家の美観に対するご近所の目は、私たちが想像する以上にシビアです。自分で芝刈りができない期間が続くときは、アルバイトを頼むなどして最低限の手入れができるようにしましょう。また、夏は蚊の季節。蚊が媒介する西ナイル熱の流行は記憶に新しいところです。家の周りで蚊がわきそうなStanding Waterがないかも、チェックリストに加えておきましょう。
※街の美観維持に関しては、Neighborhood Association・House Owners Associationといった組織が家の外観や庭の手入れなどについて細かいルールを定めている地域もめずらしくありません。外観に関しては、たとえば衛星放送のアンテナ取りつけについて、その取りつけ場所や承認手続きを定めたりしています。必要に応じて家主に確認してください。
- その他、家の中の灯かりをタイマーでON/OFFするようにしておくことも防犯に役立つといわれています。ホームセンターなどで安価に手に入りますので、道路に面している部屋のスタンドなどにセットしてから出かけるといいでしょう。また、冬場であれば水道の凍結防止のため、暖房は切らない・シンクの下やクローゼットなど配管がある場所に暖気が入るように扉をあけておくなどの対策が必要といわれています。
- なお、ご存知のように同時テロ以降、空港は厳しい警備が続いています。もともと旅客が多いこの時期に警備が重なり、手荷物・預け入れ荷物の検査や入国審査では長時間かかることが予想されます。預け入れ荷物は、検査がある前提で、あまり詰め込まない・お土産は包装しない・施錠せずに預けるなど、空路を利用する場合の最新のTipsもお出かけ前にチェックする必要がありそうです。航空会社のウェブサイトや政府機関、例えば、Transportation Security Administration のウェブサイト(www.tsa.gov/public)などを参考にご覧ください。
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